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2018年7月15日 (日)

絵描きのたしなみ(再掲)

『生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。』=展覧会に寄せて=

 ここに一冊の本がある。「ちひろさんを語る 18枚のポートレート」
いわさきちひろ 絵 松本猛 編 (新日本出版社)

32頁~33頁 少し長くなるが引用させていただく。「いわさきちひろの素描から」 中谷泰
 
~中略~「たいていは終戦直後から50年代にかけての『いつもスケッチブックを手放さずに歩いていた時代』のものだったと思うが、ただそれが夥しい数のものだったし、ところ構わず描いたような烈しい感じさえ受けた記憶がある。近ごろでは、写生以外ではあまりスケッチブックなど持って歩かなくなったが、描く材料がなくなったわけでもない。ちひろさんは、絵描きのたしなみをちゃんと身につけた勉強家だったのだろう。」~後略~

9784406017824l


少し大人になってから、たまに実家で父の晩酌に付き合えるようになってから、父は私によく「絵の話」をするようになっていた。「息子と一緒に酒が飲める」ことが嬉しかったのだろうか?私には絵の才能は無く、その頃は印刷屋で編集や校正の仕事をしていた。

「近頃の若い絵描きは勉強が足りん。どこへ行くにもスケッチブック一つ持って歩かない。頭でっかちで、絵描きのたしなみを知らない。」と専門家でもない私に愚痴を云うのであった。

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中谷泰記念館

  • 水浴(1942)
    中谷 泰=なかたに たい(1909-1993) 三重県松阪市生まれ。1929年上京。川端画学校に入学。石膏デッサンを始める。1930年 第8回春陽展「街かど」で初入選。1942年 第5回文展(後の日展)「水浴」で特選。以後、木村荘八に師事。1959年 第5回日本国際美術展「陶土」で優秀賞受賞。1971年-1977年 東京藝術大学美術学部教授を勤める。1975年 第2回椿会(資生堂)に「春雪」を出品、以後毎年出品。 1987年 「開館記念-世田谷美術展」(世田谷美術館)に「段丘」を出品。 第64回春陽展に「残雪」出品。 銀座東邦アートギャラリーで「自選展」開催。 1988年 三重県立美術館「中谷泰展」開催。 松坂屋本店「個展」開催。 1993年 第70回春陽展に「村の往還」を出品。 同年 5月31日 死去。 享年84歳。  この間、フランス、イタリア、スペイン、中国、ベトナム等を訪れる。  いわさきちひろ記念財団初代理事長  2010年3月13日-3月22日 第50回松阪市美術展覧会特別記念展 「宇田荻邨と中谷泰展」開催(松阪市文化財センター)  2013年10月12日-12月8日 「歿後20年 中谷泰展」開催 (三重県立美術館)

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