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2010年2月18日 (木)

いつかの手紙

003_2    実家から「お前の物」だから整理してと、3つ~5つばかり大きな箱を持ち帰った。

「何を今更」と思いつつ、箱を開けてみた。そこには「良くもこんな物まで---」と思うものまで、ビッシリ詰まっていた。「さすがは、オフクロ!」と感心したが---。

結局、思い出したくない『想い出』も整理したら、段ボールのみかん箱一つに収まってしまったが---。

小学校時代のへたくそな絵が数枚。中・高時代の出来の悪いテストが数十枚。

それに、その頃、友達や先生方と交わした「葉書や封書」が数百通も出て来た。

妙に懐かしいような、こそばゆいような、『いつかの手紙』であった。

そこには、未来を語って力んだり、厳しい現実を前に、落ち込んだりしている『紛れのない私の青春』があった。

「頑張ってください。お世話になりました。楽しかった。ありがとう。お元気で。また、お会いしましょう。---そして、いつまでも素敵なあなたでいてください」---と。

その都度『いつかの手紙』は私に語りかけていたのだ。

その時、その場所でめぐり会い、心を通わせたすべての人々との軌跡が鮮やかに甦って来る。

感謝である。

私も『いつかの手紙』を心を込めて書き続けようと思う。

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中谷泰記念館

  • 水浴(1942)
    中谷 泰=なかたに たい(1909-1993) 三重県松阪市生まれ。1929年上京。川端画学校に入学。石膏デッサンを始める。1930年 第8回春陽展「街かど」で初入選。1942年 第5回文展(後の日展)「水浴」で特選。以後、木村荘八に師事。1959年 第5回日本国際美術展「陶土」で優秀賞受賞。1971年-1977年 東京藝術大学美術学部教授を勤める。1975年 第2回椿会(資生堂)に「春雪」を出品、以後毎年出品。 1987年 「開館記念-世田谷美術展」(世田谷美術館)に「段丘」を出品。 第64回春陽展に「残雪」出品。 銀座東邦アートギャラリーで「自選展」開催。 1988年 三重県立美術館「中谷泰展」開催。 松坂屋本店「個展」開催。 1993年 第70回春陽展に「村の往還」を出品。 同年 5月31日 死去。 享年84歳。  この間、フランス、イタリア、スペイン、中国、ベトナム等を訪れる。  いわさきちひろ記念財団初代理事長  2010年3月13日-3月22日 第50回松阪市美術展覧会特別記念展 「宇田荻邨と中谷泰展」開催(松阪市文化財センター)  2013年10月12日-12月8日 「歿後20年 中谷泰展」開催 (三重県立美術館)

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